写真が好きなのもあるが、一番は光が好きだから。
光を見るといつまで経っても、子供のような気分になる。それを捕まえることができるのが写真であり、カメラという道具。
フィルムで撮るのはその光が美しく撮れるのがフィルムだから。
また、自分は生活がギリギリできる程度の視力しかないのに運転の時以外メガネをしない。
その裸眼の状態で見えている光がフィルムで撮った写真の状態に近い。
つまり今は視力より光重視の生活をしている。
解像度が高すぎる写真を見ると、初めてコンタクトをつけて人と話したときのような緊張感を覚える。最近はデジタルでもボケていたりすると安心するのはそれが理由かも。
光が好きなら人は撮らないのか
人を撮るときも、もちろん光を重視する。というか光っているところでしか極力撮りたくない。なので人を撮るときは普通人が建築物と被写体とのバランスを考えるように、光と被写体との調和を見ている。被写体がスクリーンでそこにあたる光がその人を映しているイメージ。
なので光がないとその人が浮かんでこない。
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